サンバレー ザ・キット屋

SV-3488制作記

今回初めての本格サイズの真空管アンプを自分の為に造りました。このサイズのアンプは組み立てたことがないので、結構苦労しましたが、楽しかったです!一部、線材が足りなくなるような不安があったので、自前の物を一寸使いましたが、実際にはキットに含まれている物で十分のようでした。

到着到着!来ましたよ〜結構迫力のあるアンプ?立派なサイズです。さらに、EL-34とKT-88を差し替えて楽しめるメリットもあります。わたしはこのアンプで7581Aを使う予定です。
解説書は部品の説明とノウハウを載せた冊子と、数枚の実態配線図、全体の回路図と、ちょっと考えながら造らなければならないキットです。個人的には初心者にはエレキットの方が親切かな…とも思いますが、考えながらやる方が楽しいのでは?っとも思います。
付属の真空管はトライオードのビンテージ管です。EL-34はスマートでなかなか格好がよいです。
12AU7はエレクトロハーモニクス(ロシア)製です。
こんな感じでシャーシの中は部品でギッシリ!ロールオーバーで全て部品を出しました!
抵抗はひとつ一つテスターで確認…これが結構手間なんです…が、それも楽しみ!
これが右チャンネルの基板です。
ロールオーバーは左チャンネルの基板です。
Lチャンネル基板に抵抗を取り付けてみました。
こちらはRチャンネル基板です。
この基板にそのままカップリングコンデンサを取り付けると、交換する時に基板を外さなければなりません。そこで、錫メッキ線でこんなフックを造って、基板に取り付けました。これにより、表から交換できるようになるので裏ぶたを開けるだけで交換することが出来るようになります。
このフックを基板に取り付けるとこんな感じになります。製品版でここもハトメにしてくれると良いんですけどね〜!
こちらはつい忘れがちなジャンパー線。私は太めの抵抗から切り取った線を使いました。Lチャンネルです。
こちらはジャンパー線Rチャンネル。
でも、これはそのままプリント基板でも良かったような気もしますが…。
セメント抵抗を取り付けます。一部パターンよりも大きな物があるのですが、その足には自前で絶縁パイプを着けました。
こちらはLチャンネルです。こちらもパターンには入りきらないコンクリート抵抗があります。こちらも他の部品に干渉するので絶縁パイプを使いました。
こちらのコンデンサもサイズが合いません…。たぶん、音を追い込む為に部品を色々と試した結果違うサイズの部品になったのでしょうねえ〜!
先ほどのフックですが片方はこの様に平にしておいた方が部品を引っかけやすいです。片方はループにしておいて穴に線を入れますがこちらは横から引っかける…。いずれにしても線同士が密着している方が良いそうです。ハンダは留める為と考えるようです。
これが部品を引っかけた状態です。
Rチャンネルのフイルムコンデンサを取り付けました。
Lチャンネルのフイルムコンデンサを取り付けました。
Lチャンネル電解コンデンサを取り付けました。
Rチャンネル電解コンデンサを取り付けました。
さて、ハトメの回りにハンダを流せと説明書にはあります。ツマヨウジを穴に突っ込んでハンダを流すと書いてありましたが、突っ込んだままだとツマヨウジが焦げて臭い!結局適当に流して最後に差し込めばOKと言う感じでした…が実際には反対側にハンダが出ていても穴の中にケーブルを入れる必要性が無い箇所も多く、このツマヨウジの使用は実際には必要ないかな…っと思いました。それより、ハトメの回りが銅箔が出ていないところがあるのでドライバ等でこそいで導通するようにしておくべきだと感じました。
ヒーター配線の下に隠れている場所をお忘れ無く!
このバイアス調整用のボリュームに向かう配線を付けるハトメ…これがパターンが出ていない所があるので、周りを少しこそいで導通を確保します。
さて、ここで大失敗!この電源基板はもともとシャーシに取り付けてあるのですが、この基板を外して配線する必要があります。まあ、外して配線するところまでは何の問題もなかったのですが、再度取り付ける時スペーサーの金属の強度が弱かったか、私が強く回しすぎたか…スペーサーのネジ部分をねじ切ってしまいました…。
仕方がないので、スペーサーの内側が3mmの穴にねじ切りでネジ山を作りネジで留めました。
まさかねじ切れるとは思いませんでした…。
これがねじ切っちゃたスペーサーのネジの部分…一寸ショック…。
この青い2本の線を取り付ける為に余計な仕事を増やしてしまった!
さて、基板を取り付ける為のスペーサーを計10カ所取り付けます…が、一部はシャーシに先に取り付けると無理な場所もあります。
バイアス調整用のボリュームの下にもスペーサー…結局このボリュームは外すことになります。でも、基板に先に取り付けておくやり方もありかもしれません。
セレクタの連動棒も取り外します。この写真では棒の側を外していますが、のちに後ろに見えている初段管の整流部分に付ける配線の為にセレクタ側を外した方が良いかもしれません。…でも両方外した方が作業はしやすいかな?そうしないと、ずっとセレクタの棒がシャーシから飛び出した状態で作業しなければなりません…。引っかけて落としたりするといけないから、両方とも外す方が正解でしょう!
バイアス調整用のボリュームを外します。この抵抗は何回転も出来るスクリュー状のボリュームです。調整しやすい!
Lチャンネル側は音量調節用のボリュームが邪魔になるので、ボリュームに近い場所は先にシャーシにスペーサーを取り付けます。微妙に穴の位置がズレているのでかなりゆるめにスペーサーは取り付けておきます。
この際、真空管のソケットがシャーシ側の外側に多少出ますので干渉しないようにします。
ここだけはシャーシ側ではなく基板にスペーサーを!
左上…同じ部品です…ねじ切らないように…。
基板の取り付けが終わりました。
さて、これから配線が始まります。こちらの電源の部品…熱には弱そうです。ケーブルはこの部分に使って良いかどうか良く判らず、取り敢えず持っていたケーブルを使いました。結果的には結構ケーブルが余るので問題ないようでした。
この部品の弱さは一寸問題有るかも…ケーブルを指した状態でハンダ付けすれば、多少放熱になるでしょうし、仮に部品のプラスチック部分が解けても、端子の角度が変わらなくなるので、ケーブルを差した状態でハンダ付けした方が良いようです。
Rチャンネル側のヒーター配線です。
Lチャンネル側のヒーター配線です。
電源スイッチ配線。こちらも熱には弱そう…。
ヒューズボックスの中にはヒューズが入っています。??当たり前?でも、ハンダ付けする時には外しましょう!
電源関係のケーブルはなるべくねじります。
それぞれのケーブルの足りない長さは他のケーブルを足します。つなぎ目はすべて収縮チューブでカバーします。
電源ケーブルで使わない白と茶色のケーブルは短く切ります。さらに収縮チューブでカバー。
Lチャンネル側の出力トランスからのケーブルを配線します。
こちらは出力トランスの2次側。スピーカー端子への接続です。この段階でNFB用の細いケーブルも付けておいた方が良いかもしれません。緑の8Ωの線に同時にハンダ付けする方が良いと思います。
こちらはRチャンネル側のトランス1次側の配線です。
こちらはRチャンネル側の出力トランス2次側からの配線です。
B電源の配線。こちらには4本の線が集中します。
あれ?Rチャンネル側のNFB配線…印刷がない…。剥がれちゃったかな…??
こちらは初段管側のヒーター配線…黒いケーブルを使っていまいましたが、説明書には「適当な色を使って…」とありました。その為、黒線が足りなくなって…自分の持っている線をバイアス調整用のボリュームまでの配線に使うことになってしまいました。皆様、ご注意を…。、
初段管は整流されてはいますが、みると比較的簡単な整流回路なので、一応ケーブルは、ねじるだけねじっておきました。
ここまでの配線が出来ると、もう2本の配線は表側を通っていますのでこれでOK!
これが、初段管ヒーター平滑回路周りの配線ですが、このキットで一番大変かもしれません。このコンデンサは出来れば基板側に置いて欲しかったかな?
こちらはバイアス調整用のセレクタの配線です。このセレクタスイッチはかなり繊細な部品なので、あまり長いことハンダは当てられません。端子も引っかけないようにご注意を!
これが、バイアス調整用のボリュームへの配線です。それぞれを三つ編みにしておきました。ここの黒ケーブルが足り無くなっちゃったんですね〜。それぞれの端はケーブル3本がばらけないように収縮チューブで留めてあります。
Rチャンネル側のバイアス調整用ボリュームへの配線です。ここで注意はケーブルの色です。緑は同じ感じですが、黒と青はそれぞれ反対になります。
こちらはLチャンネル側です。
Rチャンネル側の入力ケーブルです。この際、黒のケーブルが2本なので取り付けている時にばらけてしまうことが有ります。もしかしたら、最初から収縮チューブで2本を離れないようにしておく方が良いかもしれません。
こちらはLチャンネル側の入力です。
付属の真空管を取り付けて、テスト運転!…。…。…。問題なし!良い音してる!
バイアスの調整!2回繰り返します。真ん中に合わせれば良いようです。
そして、7581Aの登場!ここで失敗!バイアス調整をする前にボリュームを左に回しておくべきでした。メーターはかなり触れすぎていました!慌てて戻して調整!まあ、無事にすみましたが…。
最後に結束バンドでケーブルの種類ごとに整理していきます。たぶん、ACと音声関係は離した方が良いんでしょうねえ…。
裏ぶたを磨いて閉めます。シリアル番号が入っています。
完成〜!慣らし運転!見事に艶のある透明感のある、そして力もある音です!
私のお気に入りです!


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